ネットワークにおける画像情報の効率的探索法に関する検討

菅原 真司  山岡 克式  酒井 善則  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B1   No.8   pp.484-493
発行日: 1998/08/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 通信網,通信サービス
キーワード: 
超分散データベース,  情報探索,  情報エントロピー,  

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あらまし: 
大規模なネットワークに接続された多数の個人ユーザによる情報は,全体として一つの巨大なデータベースととらえられる.これを超分散データベースと呼び,これまでにこのような超分散環境に散在する情報の効果的な探索法について提案してきた.ネットワーク内における被探索情報の数が1である場合と未知である場合では問題が異なるが,どちらについても本論文の提案方式では,通信コストおよび時間コストを考慮した評価量で探索効果を測定し,これに従って,その時点で最も効果的と思われる探索を繰り返してゆく.本論文では,通信コストおよび時間コストのどちらか一方のみを考慮した場合の提案探索方式の最適性を証明すると共に,一般の場合について,この方式の特性を解析し,通信コスト,時間コストを小さくできることを示した.つぎに,ネットワーク内の各ノードにおける被探索情報の存在確率の誤差の影響について検討し,提案方式では,その影響が小さいことを示した.更に,計算量を軽減した近似的探索手法も提案し,ここまでに示した探索方式とほぼ同じ効果を得ることを明らかにした.