視覚と力覚のフィードバックを利用した仮想物体操作補助

北村 喜文  野間 春生  宮里 勉  岸野 文郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J80-D2   No.1   pp.256-266
発行日: 1997/01/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 人間・機械系,人間・人間系
キーワード: 
仮想環境,  物体操作,  操作補助,  力覚,  視覚フィードバック,  

本文: PDF(829.4KB)
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あらまし: 
仮想環境における物体配置操作に,力覚と視覚のフィードバックを用いて,自然なユーザインタフェースを提供する方法について述べる.実時間で検出された物体の衝突面を用いることにより,複雑な形状の物体の接触面を動的に決定し,この面で物体の運動を拘束する.ここで,力覚と視覚のフィードバックに基づく操作補助を組み合わせて利用することにより,操作者が仮想物体を自然な感覚で精度良く配置できるシステムを提案する.操作した装置は,並進3自由度の力覚ディスプレイを用いて6自由度の仮想物体操作が可能であり,回転の3自由度に対しては,視覚のフィードバックに基づく操作補助法を利用することにより,操作者が仮想物体を配置する作業を精度と効率の面で補助する.また,操作者の実際の手の位置と操作対象物体の表示位置の間にずれが生じないので違和感を与えない.まず,これら2種類のフィードバックに基づく操作補助それぞれの特性について議論する.次に,仮想物体操作時の違和感と配置精度に関して,視覚と力覚に基づく操作補助の効果を比較し,併用した場合の有効性を確認する被験者実験とその結果について述べる.