ループを含むプログラムを難読化する方法の提案

門田 暁人  高田 義広  鳥居 宏次 

誌名
電子情報通信学会論文誌 D  Vol.J80-D1  No.7  pp.644-652
発行日: 1997/07/20
Online ISSN: 
Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: 情報セキュリティ
キーワード: 
プログラムの難読化プログラム理解知的財産権安全性ループ不変式リバースエンジニアリング

本文: PDF(597.3KB)


あらまし: 
ソフトウェアの保守,再利用などのためには,解析や理解の容易なプログラムを作成しておくことが重要である.ところが,完成したプログラムを多数のユーザに配布する場合には,システムの安全性の確保や知的財産権の保護などのために,内部の解析が困難なプログラムの作成が要求される場合がある.そのような場合には,解析が容易なように作成したプログラムを,解析が困難になるように変換する方式が有用であると考えられる.このようなプログラムの等価変換を,プログラムの難読化と呼ぶ.本論文では,ループを含むプログラムを自動的に難読化する2通りの方法を提案し,それぞれの方法の有効性を評価するための実験について報告する.実験の結果,極めて小規模なプログラムに対しても,提案する方法が有効であることがわかった.