TDMAマイクロセルラシステムにおける適応変調ダイナミックチャネル割当方式(AMDCA)

池田 武弘  三瓶 政一  森永 規彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B2   No.2   pp.162-170
発行日: 1997/02/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信
キーワード: 
低速適応変調方式,  マイクロセルラシステム,  ダイナミックチャネル割当て,  陸上移動通信,  

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あらまし: 
本論文では,マイクロセルラ環境下で大容量な移動通信システムを実現することを目的として,低速適応変調方式にダイナミックチャネル割当法(DCA: Dynamic Channel Assignment)の概念を取り入れた適応変調ダイナミックチャネル割当方式(AMDCA: Adaptive Modulation with Dynamic Channel Assignment)を提案する.提案方式では,TDMA(Time Division Multiple Access)各スロットの受信平均信号電力対雑音・干渉電力比(C/(NI))を測定し,DCAにおける空きスロット判定と,当該スロットにおける適用可能な変調パラメータの判定を同時に行うことにより,無線周波数資源の割当てと変調パラメータの設定を同時に実現し,DCAによるトラヒックの空間的・時間的分布の影響の低減と,低速適応変調方式による受信電力の空間的分布が各ユーザの呼損率の場所的格差に与える影響の低減を実現している.提案方式の特性を計算機シミュレーションを用いて評価した結果,音声伝送を対象とした場合,従来のQPSK固定の固定チャネル割当てと比較して,約3倍のシステム容量が得られることを確認した.