低軌道周回衛星通信に対する瞬時DFTを用いたFSK復調法のための検出窓および搬送波周波数同期法

アッタポン ワンナサーンメータ  原 晋介  森永 規彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B2   No.12   pp.1035-1043
発行日: 1997/12/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 衛星通信
キーワード: 
低軌道周回衛星,  周波数オフセット,  瞬時離散フーリエ変換,  検出窓同期,  中心周波数の推定,  

本文: PDF(579.9KB)>>
論文を購入




あらまし: 
時間的に変化する周波数オフセットを伴う低軌道周回衛星通信チャネルに適するFSK復調方式として,瞬時離散フーリエ変換(瞬時DFT:Short-Time Discrete Fourier Transform)を用いた方式が提案されている.この復調方式はハードウェア構成が簡易であるが,そのビット誤り率(BER)特性は受信機での検出窓同期の影響を大きく受けるため,有効な検出窓同期法を確立する必要がある.本論文は,この瞬時DFTに基づいたFSK復調方式に対する検出窓同期法を提案する.この検出窓同期法を用いると,最適な検出窓タイミングと中心周波数を同時に推定できる.検出窓同期法に加えて,時間的に変化する中心周波数を適応的にトラッキングする二つの方法を提案し,周波数オフセットを伴うチャネルでのそれらのBER特性を計算機シミュレーションで評価する.