レイリーフェージング下におけるブロック符号化変調方式の誤り率特性

岡田 実  原 晋介  森永 規彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J78-B2   No.7   pp.483-491
発行日: 1995/07/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信
キーワード: 
移動通信,  フェージング,  符号化変調,  伝搬路推定,  カルマン推定,  差動符号化,  

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あらまし: 
本論文では,フェージング通信路において,カルマン推定を用いて伝搬路の複素振幅変動の推定を行うブロック符号化変調(BCM: Block Coded Modulation)方式と差動符号化を行うことにより等価的に伝搬路の推定を行う差動符号化BCM方式の提案を行い,その評価を行っている.まず提案BCM方式の伝送特性を正確に評価するために,伝搬路の複素振幅変動の推定誤差を考慮に入れてBCMのビット誤り率(BER: Bit Error Rate)の上界の導出を行い,つぎにレイリーフェージング通信路における提案方式のBER特性を,導出した上界と計算機シミュレーションにより解析している.これらの解析を通して,導出した上界が伝搬路の推定誤差のある場合のBCM方式のBER特性の評価に有効であり,また提案BCM方式が伝搬路の推定誤差が存在する場合においても有効に動作することを示している.