格子結合型マルチプロセッサシステムのWSI構成法

沼田 一成  堀口 進  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J77-D1   No.2   pp.121-129
発行日: 1994/02/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 特集論文 (ウェーハスケール集積システム論文小特集)
専門分野: プロセッサ
キーワード: 
WSI,  超並列システム,  フォールトトレランス,  マルチプロセッサシステム,  

本文: PDF(542.8KB)
>>論文を購入


あらまし: 
近年のVLSI技術の進歩により,1枚のウェーハ上に超並列マルチプロセッサを搭載するWSIが現実化してきた.これによりVLSI間の結線が不要となり,高速,高密度のシステムが実現できる.本論文ではウェーハ上に超並列マルチプロセッサシステムの一つである格子結合ネットワークを実現する際の再構成技術について議論している.再構成技術はウェーハ上にシステムを構築する際に必要なもので,現在までにいくつかのものが提唱されているが,それらの大部分はグローバルな情報を利用するものや,特別の場合に適用されるもので超並列システム等の自律再構成システムには適していない.本論文ではこのような点を考慮しローカルな情報のみを用いる自律再構成方式として,従来のものに加え,非決定アルゴリズムを取り入れたものを提案し,評価している.その結果,従来のものに比べアレーサイズが大きく,冗長PEが少ない場合に高い歩留りを得ることがわかった.