切換系を考慮したオプティカルパスネットワークにおける必要波長数

濱住 義之  長津 尚英  岡本 聡  佐藤 健一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J77-B1   No.5   pp.275-284
発行日: 1994/05/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 特集論文 (光波ネットワーク論文小特集)
専門分野: 
キーワード: 
光波ネットワーク,  オプティカルパス,  波長多重,  故障切換え,  

本文: PDF(679.3KB)
>>論文を購入


あらまし: 
将来の高速通信サービスを低コストで提供可能となる光波ネットワークの実現は重要な課題である.これまでに波長多重技術を伝達ネットワークのパスレイヤに適用したオプティカルパス方式,ならびにその実現技術としてWavelength Path(WP)/Virtual Wavelength Path(VWP)を提案している.光波ネットワークにおいて波長は貴重なリソースであるが,これまで光波ネットワークを構築するために必要となる波長数に関する評価は行われていない.本論文ではまず,ネットワークの高信頼化において重要と考えられる,オプティカルパスによるネットワークプロテクション手法を明らかにし,WP/VWP方式それぞれについて伝送路故障に対する予備パスの設定法を提案する.更に,上記プロテクションを考慮したオプティカルパスネットワークの構築に用いる,WP/VWPの物理網への収容設計法を提案し,またネットワークに必要となる波長数をレギュラー構造をもつ格子型の物理網を例にとり評価した.その結果,WPに比べVWPでは必要波長数が少なくなることを定量的に明らかにした.