連続書字運動の計算論的モデル

和田 安弘  小池 康晴  川人 光男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J76-D2   No.11   pp.2400-2410
発行日: 1993/11/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング
キーワード: 
順モデル,  逆モデル,  トルク変化最小,  軌道生成,  神経回路網,  経由点,  特徴抽出,  

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あらまし: 
本論文では,制御対象の順モデルと逆モデルを使って,最小化原理に基づいて腕の最適軌道を生成する神経回路網を拡張した書字運動モデルを提案する.このモデルでは書字運動を多数の経由点を拘束条件とする軌道生成の問題としてとらえる.そのために,まず文字を構成する経由点を推定する経由点推定モデルを提案する.これは,軌道生成と経由点の抽出を交互に行い,与えられた軌道を再生するために必要・十分な経由点を軌道生成モデルに基づいて推定する.この経由点推定モデルの理論的検討を行う.更に経由点推定モデルが特徴量を推定する一般的な方法であることを音声データを使った実験で示す.次に推定された経由点を使って書字運動の軌道生成を行い計測データがよく再現されることを示す.