網目状ポリマーにより分割された相転移型液晶の電気光学効果

藤掛 英夫  滝沢 國治  菊池 宏 

誌名
電子情報通信学会論文誌 C  Vol.J76-C2  No.6  pp.458-465
公開日: 1993/06/20
Online ISSN: 
Print ISSN: 0915-1907
論文種別: 論文
専門分野: 電子ディスプレイ
キーワード: 
ポリマー分散液晶カイラルネマチック液晶網目状ポリマーコレステリック・ネマチック相転移

本文: PDF(620.6KB)


あらまし: 
カイラルネマチック液晶に網目状ポリマーを分散した光散乱性液晶を提案・試作し,基本的な電気光学特性を評価した.本素子では,ランダムなポリマー界面により規制されたフォーカルコニック組織の液晶が,コレステリック・ネマチック相転移を起こすため,高速(500μs以下)かつ高コントラスト(100:1)な光変調動作が得られる.更に,網目によるドメインの分割に起因して,安定な中間調メモリが実現される.本素子は自己支持性のため,大面積化が容易,シール処理が不要などの特長をもち,投写型フルカラーディスプレイや大型の高速光シャッターに応用可能である.