CMAアダプティブアレーを適用した高速GMSK伝送装置の都市内走行実験結果

大鐘 武雄  笹岡 秀一  松沢 直人  志村 隆則  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J75-B2   No.11   pp.797-805
発行日: 1992/11/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 特集論文 (空間領域における適応信号処理とその応用技術論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
陸上移動通信,  選択性フェージング対策,  アダプティブアレー,  試作,  野外走行実験,  

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あらまし: 
陸上移動通信における選択性フェージング対策としてアダプティブアレーに着目し,高速GMSK伝送用CMAアダプティブアレーを開発した.伝送速度は256 kbit/s,中心周波数は1.4315 GHzである.素子数は4とし,アレーの指向性合成はベースバンドでのディジタル信号処理により行うDBF方式とした.更に,リアルタイム処理を実現するために蓄積一括復調方式を適用した.本装置を用いて東京都小金井市および中央区において野外走行伝送実験を行った結果,誤り率1×10-2において,一様フェージング下で約16 dB,選択性フェージング下では約17.5~22 dBの利得が得られることを明らかにした.また,指向性パターンと多重伝搬路特性との比較により,アダプティブアレーの良好な動作状況を確認した.