耐同時フォールト性を有する多重化冗長システムの最適設計

阿部 茂樹  亀山 充隆  樋口 龍雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J74-D1   No.9   pp.675-682
発行日: 1991/09/25
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: フォールトトレランス
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あらまし: 
多重化冗長技法を用いてディジタル制御用マイクロコンピュータシステムの高信頼化を実現する場合,モジュール間の処理の独立性が重要である.このため,ハードウェア的な多重化のみならず,時間的冗長を用いたシステム構成が有用である.しかしながら,誤り検出時間が長い場合やそのときの故障率が高い場合は,誤り検出中に生じたフォールトにより正常なモジュールの内部状態までもが破壊される可能性が高くなる.従って,誤り検出を過度に行うことは,システムの信頼度を低下させる原因となる.本論文では,以上のような観点からデータ通信を含む誤り検出時のフォールトの影響を考慮し,システム全体の信頼度が最大となる誤り検出の最適周期間隔について理論的および実験的に考察した結果を示している.