情報源-通信路統合符号化におけるビットプレーンへのレート割当ての方法

山根 延元  森川 良孝  澤見 英男  浜田 博  畑田 和徳  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J74-B1   No.1   pp.74-81
発行日: 1991/01/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 情報源符号化
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あらまし: 
画像,音声などのディジタル通信システムにおいて,情報源・通信路符号化を含むシステム全体での符号化特性の向上を目的として,情報源符号化出力の各ビットプレーンを相異なる通信路レートで符号化する方式が研究されている.本論文では,この方式における各ビットプレーンへの通信路レート割当て法について,通信路として2元対称通信路,誤り訂正符号としてBCH符号を仮定して検討する.まず第1に,無記憶情報源に対するPCM符号化において,各ビットプレーンに通信路レートを割り当てる方法を与え,レート-ひずみ電力特性を計算してその有効性を明らかにする.第2に,画像の情報源符号化として離散コサイン変換符号化法を用いる場合のレート割当て法として,まず,各変換係数に上述のレート割当て法による種々のレートのPCM符号化器を割り当てる方法を与える.次に,画像の情報源を定常ガウス過程と仮定して,本割当て法のレート-ひずみ電力特性を計算し,理想的な通信路符号化のもとでの達成限界に近い符号化特性が得られることを示す.