大容量クロスコネクトシステムにおける分散制御形空間スイッチ回路網

小原 仁  上松 仁  岡本 聡  松永 治彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J73-B1   No.5   pp.463-469
発行日: 1990/05/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 特集論文 (ネットワークシステムにおける制御技術論文小特集)
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(639.6KB)
>>論文を購入


あらまし: 
本論文は単一種類の2×2単位モジュールより構成される分散制御形空間スイッチ回路網の新たな構成法を提案する.提案方法は2進表示されたあて先番号の1ビットごとに大小関係を定義し,これを対象にバイトニックソートを行うことを特徴とする.単一種類のモジュールより構成される従来の空間スイッチ回路網の単位モジュールの総数は,入出力ポート数をNとしてN2オーダのものが最小であった.本論文で提案する空間スイッチ回路網の単位モジュールの総数は(Nlog3N)オーダとなる.提案方法の単位モジュール総数はN≦8では従来方法と同等であり,N≧16では従来方法より小さくなる.例えばN=1024において提案方法の単位モジュールの総数は従来方法の約1/6となる.また,提案方法は従来方法と同様に2×2単位モジュール内の処理時間がNによらず一定であり,かつ小さいため高速動作に適している.