パケット交換ネットワークにおける回線障害を考慮した容量割当て法

横平 徳美  菅野 正嗣  西田 竹志  宮原 秀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J73-B1   No.10   pp.744-750
発行日: 1990/10/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 通信網,通信サービス
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あらまし: 
本論文では,パケット交換ネットワークにおいて,回線に障害が発生した場合でも,性能が急激に劣化しないような信頼性の高い設計を行うためのアルゴリズム(max-delay-link法)を提案している.すなわち,回線障害が発生したとしても,ネットワーク全体の平均パケット伝送遅延を,あらかじめ設定された上限値以下に抑える,という制約条件下で,ネットワーク構築コストが最小となるような回線容量割当てを求める.その際,障害が起こったときに他の回線からのう回トラヒックと回線の遅延が大きくなる回線に対して,あらかじめ優先的に大きな容量を割り当てることにより,障害に強いネットワークを設計する.そして,本論文で提案する手法を用いることにより,従来の手法を用いて設計されたネットワークよりも,構築コストが小さく,障害に強いネットワークを設計できるということを示している.