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X-バンド・レーダによる流氷クラッタの抑圧とターゲットの検出
小川 浩
関根 松夫
武者 利光
誌名
電子情報通信学会論文誌 B Vol.J72-B2 No.4 pp.171-178
発行日: 1989/04/20
Online ISSN:
Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 電子・電波応用
キーワード:
本文: PDF(614.9KB)
あらまし: 最近,海難事故などの原因として取り上げられている流氷クラッタをX-バンド・レーダを用いて観測し,その統計的性質を調べると共に,新しくクラッタ抑圧法を開発した.レーダは北海道紋別市の北海道大学低温科学研究所附属流氷研究施設に設置して使用し,パルス幅は80nsであった.このパルス幅に相当する距離分解能12mでサンプルするために40nsの高速A-D変換装置を開発した.ECL(Emitter Coupled Logic)が高速ICとして使用され,サンプルしたデータはまずはじめに64kバイトのRAM(Random Access Memory)ディスクに格納され,8ビット・マイクロコンピュータを通じて5インチ・フロッピィディスクへ転送された.これらのデータは16ビット・マイクロコンピュータで処理され,その結果,流氷からの反射波の振幅波高分布は形状パラメータc=0.614から1.189のワイブル分布に従うことがわかった.今回このワイブル分布に従う流氷クラッタ抑圧のアルゴリズムを開発し,ターゲット対クラッタ比が11.8dB得られターゲット識別度が向上した.
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