バイパスリンク付きバンヤン網を用いたバーストクロスコネクトスイッチ

岡本 聡  小原 仁  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J72-B1   No.11   pp.1055-1061
発行日: 1989/11/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 特集論文 (広帯域ネットワーク特集)
専門分野: ATMスイッチ
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あらまし: 
近年,情報をセルと呼ばれる固定長のブロックに分割して非同期多重化伝送するATM方式を用いた高速バースト多重伝送システムが提案されている.この伝送システムの中継伝達ノードで使用するスイッチとして,内部にバッファメモリを有し,2入力×2出力の単位スイッチを組み合わせて構成する分散形スイッチ網が各種提案されている.なかでも,2個のバンヤン網を分散網,ルーチング網として多段に接続したバンヤン網多段接続構成が,分散構成でありLSI化に適している,セルフルーチングが可能,多様なトラヒックに対して安定であることから有力な候補となっている.しかし,このスイッチ網は,網規模が大きくなると遅延が増大する,スイッチ網の増設が困難であるといった問題がある.本論文では,分散網とルーチング網の個々の単位スイッチ間にバイパスリンクを設け,バイパスリンクを通じて分散網からルーチング網へとセルを転送することにより,遅延を低減し,増設も容易なバイパスリンク付きバンヤン網の網トポロジーとセルフルーチング方法を新たに提案し,その特性を明らかにする.