重畳法に基づく連接符号の一般化

杉山 康夫  笠原 正雄  平沢 茂一  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J70-A   No.3   pp.515-524
発行日: 1987/03/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
専門分野: 情報基礎
キーワード: 


本文: PDF(734.7KB)>>
論文を購入




あらまし: 
符号を重畳するという概念に基づいて,連接符号を一般化する.まず,連接符号を繰り返し重畳するという手法を用いた符号構成法を与える.この符号構成法におけるポイントは,ある連接符号の内部符号が他の連接符号の内部符号の部分符号となっているということである.次に,各連接符号の内部符号の生成行列をパリティ検査行列から導出する方法を与える.このことは,内部符号としてBCH符号を用いるための準備ともなっている.更に,この重畳された符号に対する代数的復号法を与える.すなわち,ForneyのGMD復号法を適用しつつ,重畳された連接符号を,順次,分離してゆくことによって,(d0-1)/2)個以下の誤りを代数的に復号できることを示す.但し,d0は最小距離を,xxを超えない最大の整数を意味する.このような符号構成法ならびに代数的復号法は,能率のよい符号の構成,復号器の簡単化,重み分布の導出に役立つと考えられる.