ピーク電流制御形DC-DCコンバータの特性

原田 耕介  佐藤 輝被  宮崎 出雲  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J69-C   No.4   pp.487-494
公開日: 1986/04/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
専門分野: 電子回路
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あらまし: 
スイッチングレギュレータは,スイッチの開閉により時比率を変化させ,出力電圧の調整を行うものである.この時比率を制御する方法の一つとして,一定周波数のクロックでスイッチをオンし,スイッチング電流またはリアクトル電流が設定電流に到達した時にスイッチをオフする,ピーク電流制御と呼ばれる方式が検討されている.本論文では,DC-DCコンバータとしてピーク電流制御の昇降圧形回路を例にとり,定常特性,動特性ならびに安定性について,状態平均化法を用いて解析を行い,実験結果との比較検討を行っている.その結果,ピーク電流制御方式による回路は,本来,定電流特性を示し,過電流保護が容易であること,並列接続による電源容量の拡大が容易に行えること以外に,入力変動特性が従来の時比率制御方式による電源に比べて優れていることがわかった.