フロントフィードオフセットカセグレン形式マルチビームアンテナのビーム偏向特性

牧野 滋  小林 右治  浦崎 修治  片木 孝至  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J69-B   No.11   pp.1453-1461
発行日: 1986/11/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 特集論文 (衛星通信特集)
専門分野: 衛星用ハードウェア
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あらまし: 
フロントフィードオフセットカセグレン(FFOC)アンテナが国際通信衛星搭載用マルチビームアンテナに適していることを理論的,実験的に示している.まず,従来の鏡面構成形式の問題点を明らかにし,更に,FFOC形式の鏡面をマルチビームアンテナとして用いる場合のビーム偏向特性を数値計算によって示し,試作アンテナによりその性能を実験的に確認している.120波長の試作アンテナによる測定の結果,視半径10°の円内へビーム偏向した場合の利得低下は1.8dB以下であり,計算結果とよく一致している.また,交差偏波レベルは-34dB以下であり,一次放射器から発生する交差偏波成分が-40dBであることを考慮すると鏡面系から発生する交差偏波成分は非常に小さい.