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セルフチェッキング・システムにおける誤り安全性と誤り伝搬性の概念
南谷 崇
河村 俊明
誌名
電子情報通信学会論文誌 D Vol.J68-D No.12 pp.2007-2014
発行日: 1985/12/20
Online ISSN:
Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: 計算機システム・構成要素
キーワード:
本文: PDF(667.9KB)
あらまし: セルフチェッキング・システムとは,通常動作中に自身の故障を検出する能力を持つ論理システムの総称である.特に,「故障が発生しても,非符号語を出力するまでは決して誤った符号語を出さず,正しい符号語を出力し続ける」という性質を持つセルフチェッキング・システムはStrongly Fault Secure(SFS)システムと呼ばれる.これまで,SFSシステム,またはその特別の場合であるTotally Self-Checking(TSC)システムの実現に関して,各種の機能回路(部分システムとしての組合せ回路と順序回路)及び検査回路を対象として多くの研究が行われてきたが,いくつかの部分システムから成る一つのシステム全体がSFS性を満たすために各部分システムが満たすべき条件に関してはほとんど論じられていない.本論文では,システムを構成する部分システム間のインタフェースに生じる「誤り」に関する二つの新しい概念,「誤り安全性」と「誤り伝搬性」を提案し,SFSシステム内部の各部分インタフェースが満たすべき条件を明らかにする.これらの概念は,マイクロプロセッサのように多数の部分システムから成る複雑なシステムのSFS化設計に有効である.
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