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駆動系を含む音場の統一的時間応答解析
高木 彰
吉田 則信
深井 一郎
誌名
電子情報通信学会論文誌 A Vol.J68-A No.7 pp.688-695
発行日: 1985/07/20
Online ISSN:
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
専門分野: 音響・振動
キーワード:
本文: PDF(630.7KB)
あらまし: 近年,電気音響機器の発達により電気回路部,電気音響変換部,音場の相互に与える影響を考慮した統一的な解析の重要性が増している.このようなとき,音場の境界条件や散乱体の形状が複雑になった場合や,特に時間的変動の解析を必要とする場合には数値計算手法が有効となる.本論文では,電気回路部,変換部,音場を統一的に解析する数値計算手法として,系全体を電気的等価回路で表示し,この等価回路に対してBergeron法を用いた波動伝播と回路素子特性の定式化を行ない,節点方程式による時間軸上での解析手法を導いた.その結果,系全体を電気回路解析の手法で求めることが可能となり,各部の相互関係を明確にすることができた.この手法は時間応答解析を基本としており,パルス波などの応答を時間軸で逐次的に観察することができる.解析結果として,2次元,3次元の正弦波入力に対する基本的な問題の解析を行ない,理論値との比較検討を行なうとともに,本手法の特徴を示す反射波による変換器入力端での電圧,電流が音場から振動板を介して影響を受けている状態を計算し,系全体の相互関係を評価できることを明らかにした.
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