連続DPによる連続単語認識実験とその考察

速水 悟  岡 隆一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J67-D   No.6   pp.677-684
発行日: 1984/06/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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本稿の目的は,既に提案されている連続DPを用いた連続単語音声認識実験の結果及びその分析に関する報告である.連続DPは,離散単語のDPで用いられる距離に相当する,積分路のパスの長さで正規化された距離をフレームワイズに算出するワードスポット手法の一つである.この連続DPの持つ能力の範囲についてはこれまで考察されていない.特に連続DP値から単語名を決定する方式はこれまで確定的なものが示されていない.本稿では連続DP値から単語ラティスを作成して単語を確定する方式を提案し,この方式に基づいて綿密な認識実験を行なった.認識実験を通じ,語い数と識別率の関係,ラティスの分離性,孤立単語認識との比較,誤識別の傾向といった問題について詳細に考察した.語い数100,200,300,400の対象に対し,連続単語の識別率はそれぞれ93.8%,92.2%,90.0%,88.8%が得られている.