4枚反射鏡形集束ビーム給電系の設計法

別段 信一  片木 孝至  浦崎 修治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J67-B   No.6   pp.622-629
発行日: 1984/06/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
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あらまし: 
衛星通信地球局用アンテナの一次放射系として広く用いられている,円錐ホーンと4枚の集束反射鏡からなる4枚反射鏡形集束ビーム給電系の設計法について述べている.この系の設計パラメータを明確にし,各パラメータ間の関係式をビームモード展開に基づいて導出し,独立な設計パラメータを明示した.また系の特性,すなわちスピルオーバ損失,交差偏波成分,周波数特性とこれらの設計パラメータの関係を示す,系の設計基準として()スピルオーバ損失を許容値以内として交差偏波成分を最小にする,()交差偏波成分を許容値以下にしてスピルオーバ損失を最小にする,を選び,且つ独立な設計パラメータのうち,各集束反射鏡の大きさ,集束反射鏡間の距離などを機械的制約条件より定めた場合,円錐ホーンの寸法,集束反射鏡の形状を定める設計パラメータが一義的に決定できることを明らかにし,また設計例を示す.この方法によれば,各設計パラメータが系に及ぼす影響を明確にでき,見通しが良くなると共に設計の効率を高めることができる.