マトリクス演算子を用いたボケ画像の修復

水野 治展  大松 繁  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J66-A   No.9   pp.791-798
発行日: 1983/09/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(889.1KB)
>>論文を購入


あらまし: 
画像処理の応用として注目されているリモートセンシングデータには,しばしば,マルチスペクトルスキャナ(MSS)を搭載しているプラットフォームの振動などによる画像のボケ現象(motion blur)を生じることが多い.本論文は,ボケ画像に白色雑音が重畳した場合の画像修復をマトリクス演算子を適用して考察したものである.ここで提案する手法は,カルマンフィルタの拡張であり,種々のボケ画像に応用可能である.特に,提案する手法は,ボケが水平方向のボケである横ブレ画像の場合には,本手法中のリカッチ方程式が,スカラー値となるため記憶容量や計算時間が減少し有効な手法となっている.最後に,シミュレーションにより本手法の有効性を定量的に検証する.