HDLC手順を用いたデータリンクのスループット特性の解析

井上 健  中西 暉  真田 英彦   慶一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J65-D   No.2   pp.202-209
発行日: 1982/02/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
ABM-HDLC(非同期平衡モードハイレベルデータリンク制御)手順を用いて可変長フレームを伝送するデータリンクのスループットが最大アウトスタンディングフレーム数Kによって受ける影響について,伝送誤り率と伝搬遅延が十分に小さい状況を対象に検討している.まず,情報フレーム長が一般分布に従い,両局が全負荷(full load)状況下にあるデータリンクについて,両局が送出する情報フレームによるACKの伝送遅れを考慮した近似数値解析法を提案し,数値計算結果とシミュレーション結果の比較により,本解析法の有効性を示している.次に,情報フレーム長のばらつきがスループット特性に与える影響について検討し,回線速度とほぼ等しいスループットを得るためには,拡張された制御フィールドを用いてKの値を8以上に設定する必要がある範囲が存在することを明らかにしている.