フェージング信号包絡線の比の確率分布とその一般化について

奥井 重彦  森永 規彦  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J64-B   No.11   pp.1228-1235
発行日: 1981/11/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(546.9KB)>>
論文を購入




あらまし: 
本論文はフェージング信号包絡線の比の統計的性質について考察したもので,レイリーフェージングを特別な場合として含む,m分布,一般化仲上・ライス,一般化仲上・ホイトフェージング信号包絡線の比の分布を誘導し,若干の条件の下で多変数分布への拡張を試みたものである.本論文の結果はすべて理論解析に適した簡潔な関数表現で与えられている.フェージング信号包絡線の比の分布は,マイクロ波中継回線における希望信号対不要干渉信号比(DU比)や交さ偏波識別度(XPD)劣化量の評価,陸上移動無線の周波数再利用距離ならびに変調方式の決定,更に,レーダ技術における比検波の解析など電波干渉に関連する諸問題への広範な応用が期待される.