確認信号に符号化を施したARQ及びハイブリッド方式

藤原 値賀人  大西 康文  笠原 正雄  山下 一美  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J62-A   No.7   pp.444-451
発行日: 1979/07/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
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あらまし: 
ディジタル通信において通信路における誤りに対処する有効な方式としてARQ方式やハイブリッド方式などの再送方式がある.従来の再送方式では受信局で誤りが見逃されたり,あるいは誤った訂正が行われるとそれを検出することは不可能であった.本論文では受信局から送信局に返送する確認信号に簡単な符号化を施すことにより,受信局で誤りが見逃されたりあるいは誤った訂正が行われても,それらを送信局で高い確率で検出し,受信局からの再送要求がなくとも再送を行うことができる方式を提案している.又,ギルバートのバースト誤り通信路において提案したARQ方式およびハイブリッド方式を従来の方式と比較し,提案した方式は従来方式に比べてより高い信頼度を与えることを示す.更に提案した方式においては符号長の変化による伝送速度の変動が小さく,且つ符号長が最適符号長からずれても伝送速度の悪化が少ないことを明らかにする.