単方向および双方向たたみ込み符号を用いたARQ方式

藤原 値賀人  清水 俊光  笠原 正雄  山下 一美  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J61-A   No.6   pp.567-574
発行日: 1978/06/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
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あらまし: 
ディジタル通信における信頼度の改善手段として,ARQ方式が効果的であることはよく知られている.従来のARQ方式は符号化にブロック符号を用い,且つ帰還路を有する単方向の情報伝送を対象としているものがほとんどである.本論文ではまずブロック符号をもとにして構成した,たたみ込み符号を用いたARQ方式について述べる.次に従来単方向通信路を対象として構成されているたたみ込み符号を双方向通信に拡張した“双方向たたみ込み符号”を提案し,それを用いたARQ方式について述べる.この双方向たたみ込み符号を用いたARQ方式は符号長が短いところでは最も優れたパフォーマンスを示し,符号長が長くなると,パラメータが最適化された,単方向たたみ込み符号を用いたARQ方式についでよいパフォーマンスを示すことを明らかにしている.