ユニバーサルロジックモジュールに基づく多値論理回路網の合成

亀山 充隆  樋口 龍雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J60-D   No.5   pp.355-362
発行日: 1977/05/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
最近の集積化技術の発展に伴い,ある一定の変数までの論理関数を入力端子の接続を変えることにより実現できるユニバーサルロジックモジュール(ULM)が注目されている.本論文は,このULMの1つであるT-ULMを多値論理に拡張し,これを基本ブロックとして,任意の多値論理関数をモジュール数最小化を目的として系統的に合成する一般的手法を与えるものである.まず,多値論理におけるT-ULMを表す数学的表記法が定義され,これに基づいた幾つかの数学的性質が述べられている.次に,T-ULM回路網を合成する上で,重復のない関数の分解の理論と最も不完全な樹枝状構造が得られるような制御変数の配置法が,モジュール数最小化の観点から考察されている.最後に,以上により得られたアルゴリズムに基づき計算機で関数合成のシミュレーションを行った結果を示している.