蓄積交換網における伝送回線およびバッファ容量の決定手法

宮原 秀夫  真田 英彦  長谷川 利治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J60-A   No.2   pp.170-175
発行日: 1977/02/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
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あらまし: 
メッセージの到着時間間隔およびその長さが共に指数分布に従うような蓄積交換(Store-and-forward)網において,交換局における蓄積交換のためのバッファ容量を有限としたとき,閉そく時における再送のトラヒックの増加分を考慮した実行到着率を導入することにより,ネットワークを交換局単位で独立に取扱う近似解析を行っている.この解析結果を用いることにより,ネットワークの形状,トラヒック分布および伝送経路が与えられた場合に,1交換局当りのメッセージ平均伝送遅延時間に対する制約条件の下でネットワークを構成する手順,すなわち,各交換局が必要とするバッファ容量および各回線の伝送速度を決定する一連の手順を与えている.この手順を適宜繰返すことにより,メッセージの伝送遅延に対する条件を満たすバッファ容量と回線速度間のトレイドオフ関係を求めることができ,これよりバッファ及び回線に対するコスト関数が与えられたとき,最適な容量配分が可能である.又,この手順を適用した具体例を示している.