3値Tゲート回路網の合成理論

亀山 充隆  樋口 龍雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J59-D   No.3   pp.204-211
発行日: 1976/03/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
本論文は,任意の3値論理関数を,素子数最小化を考慮して,系統的に合成する方法について理論的考察を行い,これをアルゴリズム化することを目的としている.まず,3値Tゲート回路網を合成する上で必要とされるゲート数の上限を評価基準として,重複のない関数の分解が考察されている.次に,依存度という新しい概念を定義し,最も不完全な樹枝状構造が得られるような制御変数の配置法について,その理論的な考察が行われている.このようにして,上述の関数の分解と制御変数の配置法をアルゴリズム化し,なるべく最小のゲート数で回路網が得られる手順を与えている.最後に,このアルゴリズムを実際に電子計算機によりシミュレーションした結果を示している.