3値論理関数の論理設計法

鉢嶺 元助  木村 正行  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J59-D   No.10   pp.711-718
発行日: 1976/10/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
本論文では,3値多変数論理関数の論理設計に必要な関数の簡単化について考察を行ったものである.まず,関数を構成する項をf1形項とf2形項とに分類した後,項の間の弱分離,強連結,および強結合性を定義し,その基本的性質を示す.次に,項の重み,項の間の距離(方向性距離,無方向性距離,最大距離)を定義することにより,弱分離,強連結,強結合性などの性質を有する項の判定が容易に行えることを示す.更に,論理関数をより少ない項数で表現するという目的のため,関数の弱最小表現形式を定義し,弱分離,強連結,および強結合性などを用いることにより一貫した操作で,しかも最終的に得られる項集合の中に冗長なものが存在することのない簡単化アルゴリズムを提案する.最後に,この簡単化アルゴリズムを用いることにより,従来発表されている手法によるものに比べてより簡単な形の関数が得られることを例題を通して示す.