一般的な通信路における符号評価のための基礎的確率式の導出とその応用

館林 誠  阿部 冬樹  笠原 正雄  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J59-A   No.9   pp.726-733
発行日: 1976/09/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
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本論文ではまず一般的な分割形マルコフモデルにおいて,nディジット中に長さmの単一バースト誤りが生起する確率Pbmn)を与える一般式を導出する.ついでnディジット中にm個の誤りが生起する確率Pmn)を導出するために、たたみ込み法と称する新しい計算法を提案し,この方法が従来の計算法に比べて計算労力が少なく,又十分高い計算精度を与えるものであることを示す.更に本論文で導いた統一的な確率式が広い範囲のマルコフモデルに対し適用されるものであることを示す.すなわち従来から提案されている3種の通信路モデルを対象とし,それらを分割形マルコフモデルに変換した後,本論文で導いた確率式を用いて復号後のブロック誤り率を計算し,これらの通信路におけるバースト誤りおよびランダム誤り訂正符号の評価を行う.