近接2標的の位置推定のための信号設計

水町 守志  酒井 善則  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J58-B   No.11   pp.621-627
発行日: 1975/11/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
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あらまし: 
あらかじめ大体の位置の分かっている2標的の位置を,より正確に推定するための最適信号について検討を行った.信号設計のための評価関数として,従来のambiguity functionの代りに,ambiguity functionの1次,2次微分の関数であるdisturbance functionを提案し,これが位置推定精度に対するCramer-Rao限界より導かれることを示した.信号全エネルギーと平均2乗周波数偏差一定の信号集合,すなわち孤立した標的に対する位置推定精度が一定となる信号集合の中で,disturbance functionを最小とする信号を求めた.この結果上記信号集合の中には,近接2標的の位置推定精度が孤立標的と全く同じ精度を与える信号が存在することを示した.更に信号の周波数,時間領域における広がりに条件を加えた信号集合中の最適信号を求め,これがガウス形信号に比べて,はるかに良い特性を与えることを示した.