PCMシステム同期の同期復帰特性とその改善法

佐藤 正志  笠原 正雄  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J58-A   No.8   pp.475-482
発行日: 1975/08/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
多重化PCMは,スタッフ同期を用いて多段階の多重化を行って構成されているため,何らかの原因で,ある群のフレーム同期がはずれると,それより低次のすべての群のフレーム同期がはずれる.ところがシステムの構成上,高次群のフレーム同期が復帰しても,低次群のフレーム同期は復帰したことにはならず,別個に同期復帰する必要がある.従って,システム全体として同期復帰するためには多段階で同期復帰する必要があり,このような階層性を持った同期をシステム同期と呼ぶ.本論文では,このときシステム全体の同期復帰時間は必ずしも各次群の復帰時間の総和とはならないことを指摘し,システム同期の復帰特性について詳細な解析を行い,これを基にして同期特性の改善法を提案している.更に具体的なシステム例について上述の改善法を適用し,その改善効果を求め,復帰特性が大幅に改善されることを示している.