適応オートマトンについて

阿曾 弘具  木村 正行  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J57-D   No.8   pp.455-462
発行日: 1974/08/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
本論文は,外界に適応して生存していく生物,あるいは,制御対象が未知にもかかわらずより良い制御をする制御系-適応制御系に一つの数学的モデルを与えることを目的としたものである.すなわち,ある種の外界の中にいて,外界と相互作用をもちつつ,自己の行動をある程度有利に保つように自己を制御するオートマトンとは,いかなる論理構造をもつものであるのか,という問に解を与えようとするものである.そのようなシステムのモデルとして,確率順序機械(SSM)と定常確率的外界との相互作用を考え,その論理構造を一般的に論じ,適応的(合目的)SSMの構造に関する二,三の必要条件を導く.又,上述の一般的問に対する基礎として,ある形に制限されたSSMが適応的(合目的)であるための必要十分条件を与える.