パルス位置変調レーザ通信方式における信号検出

大下 真二郎  村上 恒美  森永 規彦  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J56-C   No.7   pp.401-408
公開日: 1973/07/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
背景光が白色ガウス雑音となるとき,信号光としてコヒーレントなレーザ光を用いれば,信号光の有無にもとづく光電子数の確率分布は厳密にはそれぞれラゲール分布と負の二項分布となり,これらの分布をもとにして信号検出について考察を行なっている.はじめに,M進信号の場合について尤度比のDivergenceを求めて,パルス位置変調(PPM)方式が誤り率を最小にする方式であることを証明している.ついで,スレシホールドの有無による2種類のPPM方式についてそれぞれの誤り率を求め,スロット数M,観測時間と背景光の帯域幅との積2BT,背景光の電力スペクトル密度Nが小さくなるにつれ,また逆に信号光エネルギーSが大きくなるにつれ誤り率が小さくなること,さらに同じ入力SN比のときにはSおよびNの大きいほうが誤り率は小さいことを示し,これらの結果の一般性を出力SN比の観点から明らかにしている.また,方式の違いが誤り率に与える影響についても論じている.