三値しきい値関数の判定と合成

水野 尚  木村 正行  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J55-D   No.6   pp.379-386
発行日: 1972/06/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
二値を含め一般の多値しきい値関数の判定,合成の問題を考える場合,あまり有効な判定条件が得られていないため,いかにして判定,合成に必要な入力ベクトルの集合を少なくするかが問題になる.本論文では,まず二値における連結辺ベクトル,近接ベクトルの考え方を三値に拡張して,三値しきい値関数と近接ベクトルおよび連結辺ベクトルとの関係を明らかにした.この拡張は,二値の場合の自然な拡張になっている.二値はかなり特殊な場合なので,二値を三値に拡張しておけば,三値以上についてはまったく同様に扱える.つぎに,この関係を用いて,連結表から準近接ベクトルの集合を求める方法を示した.さらに,三値の場合の解ベクトルの諸性質を導き,準近接ベクトルを用い,三値しきい値関数を判定,合成する方法を与えた.この方法は,一般の多値の場合にも三値とまったく同様な考え方で拡張できる.