消失判定機能を有する重複通信路に関する考察

平沢 茂一  笠原 正雄  杉山 康夫  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J55-A   No.10   pp.533-540
発行日: 1972/10/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(690KB)>>
論文を購入




あらまし: 
消失判定機能を有する重複通信路により構成された通信方式を提案し,その誤り率につき考察した.ここで仮定する符号は,最小符号間距離が1または2の内部符号といくつかの内部符号に対し,一つの検査内部符号を付加した外部符号により構成されている.この通信方式は,ナル領域幅をもつ二元消失形通信路により内部符号を受信し,さらに受信内部符号の判定に無判定とする機能をもたせ,無判定の際,適当な送信内部符号に変換する機能をもたせた復号器を,重複接続したものである.本論文では,このような復号器の機能を明確にしたのち,二元信号受信のナル領域幅と,内部符号受信の無判定のしきい値の選び方,および重複段数が復号後の誤り率に及ぼす影響を明らかにした.この結果,内部符号のわずかな冗長性も誤り率改善に利用できることが明らかとなった.