ダイポールアンテナ列による指向性合成の厳密な理論

稲垣 直樹  関口 利男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J53-B   No.9   pp.552-559
発行日: 1970/09/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
ダイポールアンテナが平行に並べられたアレイアンテナに対してImproved Circuit Theoryを適用して考察を行ない,各素子の電流分布が給電の仕方によって変化することを考慮に入れた磁界面内の任意指向性の合成方法を導いた.この方法によれば電流分布と給電点電圧の組合せとが同時に解として求められる.例として,半波長および1/4波長間隔の8素子半波長ダイポールアンテナ列によるドルフ・チェビシェフの指向性を合成し,給電点電圧,流と給電点インピーダンスの数値を示した.従来の点波源列理論により合成される指向性はエンドファイアアレイのとき特に誤差が大きく,サイドローブレベルが-30 dBで2.8 dB,-40 dBで8.2 dBの誤差が生じる.また給電点インピーダンスの誤差は100%以上にもなる場合がある.