ニコルス線図を用いた高周波増幅器の設計法

三輪 芳弘  奥野 喜好  滑川 敏彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J53-A   No.4   pp.202-208
発行日: 1970/04/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(601.7KB)>>
論文を購入




あらまし: 
能動二端子対回路の諸特性を能動二端子対回路の還送比の関数の形で表わした.この新しい表現形式を基礎にしてニコルス線図を用いた図式解法を研究した.この方法では,Linvill法で得られる出力電力,入力電力,電力利得,入力アドミタンス,共役整合負荷のみならず,Linvill法で得られなかったそう入電力利得,出力アドミタンス,Sternの安定係数と最小位相余裕,利得余裕,位相余裕,与えられたSternの安定係数に対して最大のそう入電力利得を得ることのできる最適負荷,伝達関数とそのsensitivityならびに調整の容易さを示す調整度,帯域幅などの諸特性も図式的に求められる.このうち特に安定性に関する量が簡単に求められるので,安定に関する量を指定して増幅器を設計する場合便利であり,またSternの安定係数や最適負荷を決めるときに使用する補助曲線を用いると,同調増幅器の設計がより簡単になる.