多線条線路の姿態と広帯域電力分割

永井 信夫  渡辺 一央  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J52-A   No.12   pp.486-491
発行日: 1969/12/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(520.3KB)>>
論文を購入




あらまし: 
通信工学では変成器網は重要な回路の一つである.多線条線路で変成器網を構成すると,その等価回路は一般に理想変成器網と多線条線路を含んでいるために,広帯域にわたる変成器網として利用しようとすると入出力のインピーダンス値の選び方がきわめて複雑である.ここでは多線条線路内に励振されうる姿態をまず考察し,ある姿態が励振されているときは,多線条線路の各線条の電圧,電流および特性インピーダンスが求められることを示し,それらの姿態を利用することによって,広帯域の変成器網が構成されることを示す.また姿態が決まれば,入出力のインピーダンスもきわめて簡単な式で求められることも示す.