音響信号処理と3-IR照度差ステレオ法による嚥下機能計測

児玉 千紗  加藤 邦人  田村 哲嗣  速水 悟  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J102-D   No.3   pp.173-184
発行日: 2019/03/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2018PDP0001
論文種別: 特集論文 (学生論文特集)
専門分野: 音声,聴覚
キーワード: 
嚥下機能計測,  音響信号処理,  照度差ステレオ法,  動画像処理,  

本文: PDF(2.2MB)
>>論文を購入


あらまし: 
本研究では,嚥下機能を非侵襲かつ定量的に計測するために,嚥下時の音と甲状軟骨の動きのデータをモデル化する.音のデータは,音源食品を飲み込ませ,その音を録音することで得る.このデータから,音響信号処理及びニューラルネットワークによって音源食品が食道に送られるタイミングを推定する.また,3-IR照度差ステレオ法によって,喉周辺の動画像から甲状軟骨の動きを得ることで,これと同期して動く喉頭蓋の動きを推定する.最後に,これら二つを比較することにより,嚥下機能を計測する.本論では,嚥下機能が正常である被験者に対する実験を行い,正常であるか否かを判断した.