組込みソフトウェアを対象とした状態遷移表抽出支援ツール

山本 椋太  吉田 則裕  青木 奈央  高田 広章  
(システム開発論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J102-D   No.3   pp.151-162
発行日: 2019/03/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2018PDP0028
論文種別: 特集論文 (学生論文特集)
専門分野: ソフトウェア工学
キーワード: 
リバースエンジニアリング,  組込みソフトウェア,  状態遷移表,  

本文: PDF(1.4MB)
>>論文を購入


あらまし: 
組込みソフトウェア開発において,レガシー化したソースコードの理解が困難になっており,保守や再利用にかかるコストが増大している.リアルタイム制御を行う組込みソフトウェアは,状態遷移モデルで表現されることが多いため,レガシーコードの理解,解析のために状態遷移表を用いることができる.本研究では,組込みソフトウェアのレガシーコードから状態遷移表を抽出する作業を支援するための,状態遷移表抽出手法を実装した支援ツールを開発した.開発した支援ツールの効果を確認するべく,学部4年生1名と大学院生3名に対する実験を行った.この実験においては,支援ツールを使用した場合と使用しない場合についてそれぞれ状態遷移表の作成を行った.その結果,支援ツールを使用した場合において支援ツールを使用しない場合に比べて短い時間で状態遷移表を作成することができた.