周期相関符号を用いた多重化位相符号変調法における自己・相互相関特性の改善法

芝 隆司  秋田 学  稲葉 敬之  
(システム開発・ソフトウェア開発論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J102-B   No.4   pp.328-341
発行日: 2019/04/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2018JBP3036
論文種別: 論文
専門分野: 計測,探査
キーワード: 
レーダ,  多重化位相符号変調法,  Walsh符号,  周期相関,  周期相互相関,  

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あらまし: 
本論文では,周期相関符号を用いるレーダとしてPCHPRF (Phase Coded High Pulse Repetition Frequency)レーダを例に1次符号として周期偶相関サイドローブをゼロとする符号(周期相関符号)を用い,Walsh符号で2次符号変調し,Walsh符号を送信アンテナに対応した鍵符号として用いる多重化位相符号変調法を提案する.上記のように,1次符号とし周期相関符号を用い,2次符号としてWalsh符号を用いた時,Walsh符号と1次符号の符号同期点以外では,1次符号の周期奇相関サイドローブにより,自己相関特性と相互相関特性が劣化する.本論文では,自己・相互相関特性を改善する事を目的として三つの方法を提案する.これらの三つの方法は,雑音のない理想的な条件でのベースバンドシミュレーションにより,自己相関特性と相互相関特性の改善効果を確認する.また,これらの方法のうち,方法2,3に対し,雑音とRF回路伝達特性を考慮したシミュレーションを行い,その影響について考察する.