1教師1生徒対話形式教育用脚本の自動生成

伊藤 博典  浅野 泰仁  吉川 正俊  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J101-D   No.3   pp.539-548
発行日: 2018/03/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2017PDP0014
論文種別: 特集論文 (学生論文特集)
専門分野: 教育工学
キーワード: 
質問応答生成,  文書分類,  情報抽出,  制作支援,  

本文: PDF(1.5MB)
>>論文を購入


あらまし: 
本研究では,1教師1生徒による対話形式の脚本を作成する支援のために,入力としてPowerPointのようなスライド文書を用いて脚本作成のベースラインを自動生成する手法を提案する.近年,マンガによる学習に対して,その印象の強さ,楽しみながら学べるといった点などから注目が集まっている.学習マンガの作成にはその基となる脚本を作成する必要があり,学習マンガの脚本では知識の提示方法として,理解のしやすさや記憶に残りやすいなどの理由で1教師1生徒対話形式が良く用いられる.そこで本研究では,学習マンガの脚本作成において1から脚本を生成する手間を減少させることを目的とし,ある分野の知識について記載されたスライド文書をもとにベースラインとなる脚本を自動生成する手法を提案する.評価実験では,授業資料のスライド文書を入力に用いて生成された脚本に対し,被験者に脚本中の発話の自然さや適切さについて評価してもらい,各評価項目に対して総合的に高い評価を得た.