自律分散型列車制御システムにおける段階的な設備構築を目的としたアシュアランス技術の適応性技術の適用

川野 卓  松本 雅行  平尾 裕司  
(システム開発論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J101-D   No.2   pp.423-430
発行日: 2018/02/01
Online ISSN: 1881-0225
論文種別: 論文
専門分野: ディペンダブルコンピューティング
キーワード: 
アシュアランス,  自律分散,  列車制御,  ATC,  信頼性,  

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あらまし: 
この論文は,自律分散制御方式を採用した列車制御システムにおけるアシュアランス技術の応用について述べている.アシュアランス技術は,あらゆる環境下において既存システムを停止させること無く新システムを共存させ,柔軟に適応させるための技術として知られている.JR東日本は,首都圏の最混雑線区で稼働中の自律分散制御方式の列車制御システムである「D-ATC(Digital Automatic Train Control:デジタル方式の自動列車制御装置)」を導入するにあたり,このアシュアランス技術の適応性技術を採用した.これにより,D-ATCシステムの段階的な構築(マイグレーション)が可能となり,鉄道信号システムのタイムリーな機能強化を実現することが可能となった.