音読時間とポーズの特徴に着目した読みの流暢性の評価指標に基づく音読の流暢性評価の提案

北川 耕平  香山 瑞恵  橋本 昌巳  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J101-D   No.2   pp.338-347
発行日: 2018/02/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2017HAP0024
論文種別: 特集論文 (ヒューマンコミュニケーション〜伸縮自在のコミュニケーション〜論文特集)
専門分野: ヒューマンコミュニケーション基礎
キーワード: 
音読,  流暢性,  音読時間,  ポーズ,  ポーズ時間割合,  ポーズ理由,  自動評価ツール,  

本文: PDF(2.4MB)
>>論文を購入


あらまし: 
近年,学習障碍児を対象としたICTを用いた学習支援機器が小学校をはじめ多くの教育機関で普及しつつある.本研究では個々の児童の読みの特徴を評価することを目的に,音読の流暢性評価指標及び評価ツールの開発を目指している.本論文では,音読時間とポーズの特徴に着目した流暢性評価指標を提案する.具体的には,1モーラあたりの音読時間とポーズの平均時間長との関係,ポーズ回数と音読所要時間に対するポーズ割合との関係,音読所要時間に対するポーズ挿入位置とポーズ長及びポーズ理由,そしてポーズ理由比を示す各グラフを用いた音読の流暢性評価の可能性を検討した.児童による音読データを対象に,提案指標の妥当性を検証した上で,音読データから提案指標を算出する音読評価ツールのプロトタイプの設計と試作を行った.