パーソナルエリアネットワークとゲーミフィケーションを用いた高齢者の相互見守りプラットホーム

中澤 仁  佐々木 航  小渕 幹夫  江頭 和輝  西山 勇毅  大越 匡  米澤 拓郎  徳田 英幸  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J101-D   No.2   pp.306-319
発行日: 2018/02/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2017HAP0019
論文種別: 特集論文 (ヒューマンコミュニケーション〜伸縮自在のコミュニケーション〜論文特集)
専門分野: ヒューマンコミュニケーション基礎
キーワード: 
高齢者見守り,  ゲーミフィケーション,  パーソナルエリアネットワーク,  

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あらまし: 
地域コミュニティにおける高齢者の相互見守りを実現するプラットホームとして鵠沼ハッピーボードを提案し,約10ヶ月間に渡る実験を通じてその有効性を示した.鵠沼ハッピーボードでは,PANからの健康情報取得,スマートフォンを用いた笑顔画像撮影と共有,及びミッション,スコア,ランキングによるゲーミフィケーションを用いて相互見守りを実現した.実験は神奈川県藤沢市内の町内会会員7名を対象として実施し,実験者による協力依頼がない環境においても,鵠沼ハッピーボードが利用者同士の情報共有と相互見守りを促進することを示した.特に,高齢者同士が毎日の歩数や「自撮り」笑顔画像の背景等からお互いの生活状況を積極的に把握しようとする行動が見られ,情報技術を介した地域コミュニティの結びつき強化に繋がった.